【呪術廻戦】アニメ勢による2期 第44話「理非-参-」の感想など【東堂に大歓喜】

 12/7(木)に呪術廻戦2期第44話が放送されました。いつも通りアニメ勢の筆者が感想や考察などを語っていきます。

下記より、アニメ呪術廻戦・アニメ放映分の単行本のネタバレ及び、筆者の感想&考察要素を含みます。※

参考)単行本で言うとどの部分か?

 単行本15巻 ・第126話 渋谷事変㊸

        ・第127話 渋谷事変㊹

        ・第128話 渋谷事変㊺

リアタイ後の所感:情緒が忙しい&声優さんのお芝居が物凄い&絵の細やかさ

 非常に感情の上げ下げが激しい回だった。呪術廻戦特有のテンポというものだろうか。冒頭にあった1年ズのほっこり回想で心が温まり(何なら最後の恵に思いっきり笑っていた)、ほかほかしていた所に急に現実に引き戻すように映し出された野薔薇の姿。そして虎杖を痛みつけ、首を搔っ切ろうとしたところでの東堂の!!入場!!!東堂推しの筆者、心の中で大歓声である。“ヒーローは遅れてやってくる“と言うが、まさにそれ。東堂が輝いて見えて仕方がない。嬉しさとかっこよさで頭がいっぱいいっぱいになってしまい、入場と共に何か喋っていた台詞は全然頭に入ってこなかった。今回は何と言っても東堂。東堂の回である。特に目を引いたのは黒閃のシーン。それまでのかっこよさを払拭するような様子のおかしい演出&カットの数々。この第44話は東堂とは何たるかが存分に表現された1話だったと思う。本当に最高だった!

 また、声優さんたちの演技に感嘆することの多い1話でもあった。特に虎杖役の榎木淳弥さん、真人役の島崎信長さん。榎木さんの悲痛な演技や希望が見えた時の声音、島崎さんの狂気を感じる叫びや戦闘中の声には度々驚かされた。物凄い。このお二人の芝居に関する考え方やお話もめちゃくちゃ面白いので、まだ聞いていない方はじゅじゅとーくでぜひ確認してほしい。はまり役だな~と思う位、すんごい演技だった。

 細かい話は後の【シーンごとの感想】にて書いていくが、絵の細やかな演出も素晴らしかった。冒頭だと、野薔薇の「どっちが悪い?」のリップシンク。恐らく声を撮った後に仕上げたものだと思うが、こういう細かなこだわりが作品のクオリティをグッと上げているのだと思う。そして今回は原作の絵をリスペクトしているな~というのが凄く伝わってきた。

テレビアニメ「呪術廻戦」第44話 場面カット ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

ストーリー構成

 東堂と新田が渋谷駅に到着した場面を除いてほぼ原作通り。

シーンごとの感想など

・アバン:1年ズのエピソード(回想)

 虎杖の頬に野薔薇の血が飛んできたと同時に、野薔薇がマグカップを倒してしまうカットで回想が始まった。1年ズでおやつタイムをしていたのだろう、お菓子と飲み物を囲んで3人が座っている。(マグカップは皆お揃いのパンダ柄で可愛い)机に置いてあった五条のシャツに、野薔薇がコーヒーをこぼしてしまったようだ。シャツを私達に任せて置いていった伊地知さんと私とどっちが悪い?と問うのが野薔薇らしい。そしてこの「どっちが悪い?」のリップシンクがバッチリで素晴らしい。間髪入れずに「オマエ」と答える虎杖&恵がこれまた可愛い。机にシャツを広げて染み抜きを一緒にやっているのも可愛い。染み抜きは虚しく、というかむしろ広がっているような仕上がりが「あるある~」と思わせる。こういう、「あるよね~」というエピソードがスッと出てくるのが呪術廻戦の魅力でもある。「マリメッコに見えなくもないわね」という曲がったポジティブさも素敵。25万(税抜き)のシャツを汚してしまったことが発覚した野薔薇がさらっと連帯責任にしようとするのも平和でよろしい。

 五条がシャツを取りに来た時に、恵の胸元にシャツが隠蔽されていてパツパツになってるのがこれまた可愛くて可愛くて…思わずリアタイ時に声を上げて笑ってしまった。自分で隠したのか、虎杖に入れられたのか…笑 ヒーヒー泣きながら笑ってる野薔薇&虎杖とムスッとしている恵…これ五条もほっこりしただろうな~とニコニコ見ていたら、急に倒れた姿の野薔薇が映し出される。筆者は一気に真顔になった。この落差に心が壊れそうになる。

・アバン:真人と虎杖

 爆ぜた部位からの視点で虎杖を映すカメラワークといい、虎杖の息遣いといい、もう見てられないくらい辛い。「釘崎」と溢す虎杖の声はもう声というより音に近いものだった。今までの惨劇に虎杖の心はもう限界だろう。呼吸の乱れが痛々しい。

 そんな虎杖を見て嬉しそうに畳みかける真人。ほんっとうに最悪である(褒めている)。下記の台詞も面白いなと思った。虎杖と対局にいる真人という存在。裏と表の関係性というか、そういうものを感じられてなるほどと考えさせられる。また、この辺りの島崎信長さんのお芝居が物凄い。昂り狂気に満ちた演技で圧倒されてしまう。島崎さんが真人役でよかった..と謎の感想が産まれてしまう。

真人「これは戦争なんだよ!!間違いを正す戦いじゃねぇ!!正しさの押し付け合いさ!!ペラッペラの正義のな!!」

「オマエは俺だ、虎杖悠仁!!俺が何も考えずに人を殺すように、オマエも何も考えずに人を助ける!!呪いの本能と人間の理性が獲得した尊厳!!100年後に生き残るのはどっちかっつーそういう戦いだ!!そんなことにすら気づけない奴がどうして俺に勝てるよ」

・アバン:ヒーロー登場

 虎杖を追い詰め、首を目掛けて振りかぶる真人。もうすぐ当たる!!!というところで聞き覚えのある音。そして消える虎杖。東堂が!!来たのである!!!!!!!!もうめちゃくちゃ嬉しかった!!バストアップのカットから足元のカットへと移り、一歩一歩踏み込む描写がまた高揚感を煽る煽る。「ただし俺達を除いてな」の東堂の絵が芥見先生リスペクトであることはアニメ勢でもすぐに分かった。そしてタイトル画面でオープニングとなった。5分のアバンだったが、ここだけでも上がって下がって下がって爆上がりみたいな起伏の激しさである。

・オープニング

 ラストの東京の夜景カットと、仲間達の集合絵が変わっていた。夜景カットは渋谷を中心に闇が広がる描写になっており、仲間は誰もいなくなっていた…。不穏である。

・Aパート:少し前の東堂&新田(回想)

 23:09の渋谷駅B5F、五条が封印されてしまった場所に降り立ったのは京都校の1年新田新、そして東堂であった。床に残された跡を見て、「夏油傑はすでに獄門疆を持ち去ったようだな」と察する東堂。状況に狼狽える新田に対し、「切り替えろ。五条悟と取り戻す戦いから、味方を救い出来得る限り敵戦力を削ぐ戦いへと、“今”目的が変わったんだ。急ごう、ブラザーなら近くに来ているはずだ」と言い切る姿は判断力が抜群でめちゃくちゃ頼もしい。かっこよすぎる。新田が「兄弟おったんや…絶対一人っ子やと思ってたわ」と内心呟くのには笑ってしまった。どこかの五条さんと同じことを言われている。

・Aパート:東堂に想いを吐き出す虎杖

 虎杖が消えたこと、そして東堂の登場に状況を整理する真人。新田は野薔薇に何等かの処置をしてくれたようだ。東堂が登場してから辺りが明るくなったが、特に起きろと言われた後の虎杖のカットを見ると上から光が差してきていて、希望が見えるような表現になっているのが素敵だ。

 東堂の足元でうずくまって感情を吐露する虎杖には胸が痛んだ。渋谷事変を迎えてから虎杖が誰かに気持ちをぶつけるのは初めてである。東堂という頼れる存在だったからこそ、吐き出せた言葉だったのだろう。

虎杖「東…堂…、俺は…もう戦えない…!!釘崎だけじゃない…ナナミンも死んだ。宿儺が…いっぱい殺したんだ。だから…俺はもっといっぱい…人を助けなきゃって」

  「だけどできなかった!!俺はただの人殺しだ!!俺が信念だと思っていたものは俺のための言い訳だったんだよ!!俺はもう俺を許せない」

 上記のシーンも言葉がでなかった。榎木淳弥さんの演技も相まって、しんどくて涙が出てくる。宿儺が言ってきた「オマエがいるから人が死ぬんだよ」という言葉が真実のようになってきてしまって、自分の軸であった「たくさんの人を助けたい」という気持ちが折れてしまったのだと思う。自分が嫌になってしまったのだろう。

 虎杖を狙って走ってくる真人に対し、ドンと構えて動じず見向きもせず虎杖の邪魔をするなとでもいうように真人を遠ざける東堂。特に蹴り飛ばした真人が新田とぶつかりそうになった時のパァンのカットインがめちゃくちゃかっこいい。ゲームっぽい表現で好きである。そしてここからの東堂の台詞がめちゃくちゃ良い。大きな頼り甲斐のある背中や、夏油や灰原と思しき人物の足元のカット等、台詞と絵が一緒に流れ込んできた。後に考察パートでも述べるが、東堂のこの台詞こそが呪術師として生きる者達への1つのアンサーなのかもしれない。

東堂「虎杖…オマエ程の漢が小さくまとまるなよ。俺達は呪術師だ。俺とオマエと!!釘崎!!Mr.七海!!あらゆる仲間、俺達全員で呪術師なんだ!!」

  「俺達が生きている限り、死んでいった仲間達が真に敗北することはない!!」

  「罪と罰の話ではないんだ。呪術師という道を選んだ時点で、俺達の人生がその因果の内に収まりきることはない。」

  「散りばめられた死に、意味や理由を見出すことは時に死者への冒涜となる!!それでも!!オマエは何を託された?今すぐ答えを出す必要はない。だが…答えが出るまで決して足を止めるな。それが呪術師として生きる者達へのせめてもの罰だ。」

 「あの事を今の虎杖に言う必要はないな」と言っているが、これは恐らく”五条の封印された獄門疆は既に持ち出されている事”であろう。今の虎杖の状況を把握し受け止め、再び気持ちを立て直させるために諭していく東堂の指導者っぷりよ…。この辺りで流れるBGMが希望を与えてくれてでグッとくる。新田が虎杖と野薔薇に”今ある怪我が悪化しない”術式を施してくれた。野薔薇が助かる可能性も0じゃないと言ってくれて、虎杖がどれだけ救われただろう。「うん…!!」と答える虎杖が可哀そうで可哀そうで…。

・Aパート:虎杖&東堂vs真人

 しっかり真人を観察し、動きを読んで戦う東堂。最初のスライディングからのキックや、「どうした?俺には触ってくれないのか?」の所はま~~~~~~かっこよくて拍手である。どこで磨いてきたのか謎な圧倒的戦闘センス、そしてそのクレバーさ。IQ53万と自称しているのも伊達じゃない。真人は真人で流石と言ったところで、東堂を分析し適応するために自分を高めている。また、自身の魂の本質に辿りつきたいという欲も出ており、真人らしいなぁと感心(?)してしまう。この後の虎杖の台詞にも涙が出そうになった。「ナナミンの分までちゃんと苦しむよ」という言い回しが呪術廻戦らしくて印象深い。

虎杖「ごめんナナミン、楽になろうとした。罪すらも逃げる言い訳にした。」

  「俺、ナナミンの分までちゃんと苦しむよ」

 立ち直った虎杖に「おかえり」という言葉を選ぶのもかっこよい。ただ徐にシャツを破りだすので、破るな脱ぐなという視聴者の声が聞こえてくるようであった。(私も思った)ここでAパート終了である。

・Bパート:渋谷に向かう京都校のメンバー

 薄暗い新幹線の車内には三輪が一人で座っていた。戻るんだと告げるメカ丸は、三輪を危険な目に合わせたくないのだろう。唇を噛む描写が三輪の複雑な感情を表していて切なくなる。ここのシーンは本当に切なくて辛かったが、とても美しく描かれていた。三輪の隣の空席が映し出され、三輪が泣き叫ぶシーンには涙が出てしまった。

 渋谷に向かっていたのは三輪だけでなく、歌姫を始めとした京都校のメンバーも同行していた。きっとメカ丸と三輪の最後の時間を2人きりにしてあげたのだろうな~と思うとこれまた切なくて胸が締め付けられるようだ。不器用なメカ丸の願いや想いを仲間達はしっかり受け止めて渋谷に向かうのだろう。

・Bパート:虎杖&東堂vs真人

 本格的に虎杖と東堂の共闘が始まる。恵でさえ虎杖に合わせて戦うのは難しいと言っていたのに息ピッタリで共闘するこの2人。虎杖について行ける東堂も凄いし、東堂について行ける虎杖も凄い。その辺の石に呪力を纏わせて位置替えに利用しており、柔軟で面白いなと思った。

 真人曰く、それぞれの残りHPは東堂はほぼMAX、虎杖は1割、真人は4割程度という予想らしい。あの真人を4割にまで削れているのがすごい。恐らく野薔薇が4-5割潰したんじゃないだろうか。流石野薔薇ちゃんである。

 真人が電車みたいな改造人間を出した辺りからはアニオリなのだが、線路で挟み撃ちされそうになった瞬間に東堂が小石を投げ、虎杖と自分をホームに移動させる戦い方にすごっとなった。何気に虎杖から助けてあげている点で、既にMAXを通り越した好感度が更に上がる。人を刃物に変えて迫ってくる真人を交わす動き、ホームの壁で踏み切って蹴りを入れる動き…細かい動き1つ1つがめちゃくちゃかっこいい。島崎さんの何とも言えない気持ち悪い戦闘ボイスも素晴らしい。

 言葉を交わさずとも通じ合っているかのように、階段を駆け上がる虎杖と東堂。もう最高のコンビとしか言いようがない。走る東堂の口角が上がっていて、虎杖が戻ってきてくれたこと、一緒に戦えていることの喜びが伝わってくる。

・Bパート:東堂の黒閃

 走りながら破片を拾い上げ、虎杖に託して投げさせた後に東堂のモノローグが始まる。猛スピードで飛ぶ石が東堂と入れ替わり、今度は東堂が猛スピードで真人に向かって飛んでいく。なんだか画面の様子が怪しくなってきて、終いには東堂が光始める。「再び虎杖を独りにする気か?!東堂葵!!」と自分に問うているのはかっこいいのだが、「何だこれ」と言わざるを得ない絵に情緒がおかしくなりそうになる。黒閃を打つ瞬間に流れ出る、東堂の存在しない記憶カットの嵐。ぜひ低倍速で見て欲しい。しれっと虎杖が京都校のメンバーにされていたり、高田ちゃんがいたり、東堂の顔が迫ってきたりと色々混じっていて混沌としている。

・Bパート:虎杖&東堂vs真人

 東堂の黒閃を受けて受け身を取る真人。あのシーンからわずか4秒足らずで流れるエンディングのmore than words。感情が忙しい忙しい。3者全員が120%の状態で揃い、ラウンド2が始まりながらの特殊エンディングとなり、「アゲてけよ虎杖!!!俺とオマエ!!最後の呪い合いだ!!」の台詞で44話は幕を閉じた。ものっすごい1話だった。

考察・疑問など

・野薔薇について(前回の続き)

 完全に手遅れという訳でもなく、絶対助かるという訳でもない…という何とも言えない状態に置かれていることが分かった。今後の展開次第で再登場するかもしれない。ただ仮に再登場するとしても、その頃にはもっと辛酸な状況になっていそうで怖い。

・夏油の葛藤に対する1つのアンサー

 東堂の下記の台詞を高専自体の夏油が聞いていたら…と思わずにはいられなかった。この言葉を東堂の師匠である九十九があのタイミングで言ってくれていたらなぁ…と少し惜しい気持ちになってしまう。とはいっても偽夏油に目を付けられていた時点で結局はこうなる運命を避けられなかったかもしれないのだが、どうしても夏油の気持ちを受け止めて諭してくれる存在がいたらどれだけ救われただろうかと考えてしまう。

東堂「虎杖…オマエ程の漢が小さくまとまるなよ」

  「俺達は呪術師だ。俺とオマエと!!釘崎!!Mr.七海!!あらゆる仲間、俺達全員で呪術師なんだ!!」

  「俺達が生きている限り、死んでいった仲間達が真に敗北することはない!!」

  「罪と罰の話ではないんだ。呪術師という道を選んだ時点で俺達の人生がその因果の内に収まりきることはない。」

  「散りばめられた死に、意味や理由を見出すことは時に死者への冒涜となる!!それでも!!オマエは何を託された?今すぐ答えを出す必要はない。だが…答えが出るまで決して足を止めるな。それが呪術師として生きる者達へのせめてもの罰だ。」

・真人の今後の動き

 真人の現在の気持ちとしては、①虎杖を自分の手で倒したい、②自分の魂の本質を追求したい の2点であろう。①の虎杖は精神的にも肉体的にもダメージが蓄積されている状態なので、どちらかというと②の方が強いのかもしれない。真人は虎杖&東堂という敵と戦いながら、自分の興味を追求していくであろう。

・真人は東堂にどう対処するのか?

 ある意味自分を高めてくれる存在だとは思うが、それにしても東堂は厄介であろう。真人も東堂の術式を分析して徐々に適応してくるだろうし、その術式をどう阻害するのか手を打ってくる可能性も高い。掌印があるのだから術師にとって”手”は非常に大事な部位なので特段東堂に限った話ではないのだが、”手を叩くのが発動条件”というのが分かれば、”手を叩けない状態にする”と考えるのが妥当ではないだろうか。手を拘束するとか、怪我を負わせるとかそう言った対処をするのではないかな~と思う。ただ”あの”東堂なのでちょっとやそっとじゃあ自分の弱点を突かれないだろうし、むしろ狙われ得ることは百も承知であろう。2人の攻防がどう展開されるのか楽しみである。

・真人戦の勝敗は?

 真人はそろそろ虎杖にしっかり祓われてほしいという思いも含めての予想だが、恐らく虎杖たちが優勢になるだろう。ただ、完全に祓えるのかどうかは微妙だ。偽夏油が動きそうだからだ。メカ丸の攻撃が真人に効いているのを見てしめしめ…といった様子だったので、真人が良い感じに弱ったところを搔っ攫っていく可能性も大であろう。というか偽夏油どうなったんだろう…。

・偽夏油はどうなった?

 上で偽夏油の話をしてそう言えばと思い出したので考えてみる。最後に出たのは冥冥と憂憂が疱瘡神を倒した後のところである。今何をしているのか不明だが、冥冥と憂憂と一戦交えたのは確かであろう。冥冥たちが弱いとかそういう意味ではなく、まだ謎をいっぱい抱えた偽夏油がここで負けるはずがないので彼女たちの安否が物凄く気がかりだ。

 東堂たちが指摘していた通り、偽夏油は既に獄門疆を持って移動している(それで冥冥のとこにいる)。この後どういう動きをするのか気になるが…呪術廻戦2期も残り4話である。この短期間で偽夏油のことについて今以上の情報を得ることはなかなか難しそうだ。渋谷事変の次のエピソードを仄めかすくらいで終わりそうである。オープニングで唯一まだ回収されてない、魚みたいな呪霊を落とす部分があるかもしれない…位だろうか。

・渋谷事変の残り4話

 1期が終わって2年半待った2期ももう残り4話である。真人戦で4話を全消費するというのはあんまり無さそうだな~というのが個人的予想で、あっても後2~3話分くらいではないだろうかと見ている。そうなると残りの1~2話分はどんな話になるだろうか?先も述べたが、冥冥たちと偽夏油がどうなったのかや、偽夏油の動向は恐らく多くはないにしろ少しは触れられるはず。そして渋谷事変がどう収束するのかという部分は必ず入るだろう。あとは京都校の皆が合流することによる何かしらのドラマもありそうだ。特に真希の安否に絡んで真依のエピソードがあるのでは~?と思っている。

■次回、第45話について

 虎杖&東堂vs真人戦が更に盛り上がりそうだ。特に真人がパワーアップしそうだ。予告の映像には、真人と思しき人物がマダラみたいな髪型&肉体になっているのが確認できた。「変身」とあるが、ヒーローが変身するのではなく真人が変身するのではないかというところだ。また、真人の自閉円頓裏が展開されているようなカットもあったのが気になる。東堂のみを閉じ込める意図なのか、もう宿儺の事は差し置いて2人を狙ったものなのか…。魂に効かないと言われていた東堂の攻撃も、もしかしたら…?という場合もあると思うので楽しみである。

芥見先生のコメント

 ※投稿され次第、掲載予定※

■アニメーターさんの投稿

 

以上。