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※加筆済 梨大夏短期留学 | 2016 Ewha International Summer College

   去年の話になりますが、梨花女子大学の夏の特別プログラムに参加してきたので、こちらにも少し思い出を残しておきたいと思います. なかなかネットにレビューが載ってないので、今年行こうかなと思っている方の参考になれば嬉しいです.

   まず、私が梨花女子大学に夏行こう!と決めた理由は、①在学中の大学の協定校であったこと(授業料と入学料が免除される)、②自分を試したかった、③憧れだった、④会話重視の授業に魅力を感じた の4つです. 私事にはなりますが、韓国語を勉強したいなと思い始めたのは中学生の頃で、それから大学で第二言語授業を受ける前は好きなように韓国語に触れてきました. せっかくの大学生活、実際に韓国へ出向いて現地で使いながら勉強してみようと思い、参加申し込みをしたわけです. 今回参加した梨花女子大学のプログラムは、年に数回行っている通常の語学留学とは内容が少し異なり、文化の授業や体験型の学習がかなり重要視されています. 授業は午前に語学2コマ、午後に文化1、2コマで、韓国語の授業:文化授業ほぼ1:1くらい. 週に数回フィールドトリップもあり、料理体験をしたり、明洞で映画をみたり舞台をみたり、博物館に行ったりとなかなか濃いプログラムでした. 

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(写真:梨花女子大学の写真スポットになっている、ECC. ここで授業を受けます. 迷子注意)

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(写真:景福宮の入口!フィールドトリップの帰り. 行きは専用のバスで連れて行ってくれますが、帰りは各自です. )

   クラス編成についてですが、初日のテストでレベル分けが行われます. 試験は筆記と面接の2種類で、筆記が解き終わったら別室で面接を受ける形でした. 筆記試験は、(うる覚えですが)序盤はイラストを見て「これを韓国語で書けますか?」のような基本的な問題から始まり、文法問題や正誤問題、長文読解、作文と徐々に問題が難しくなっていくスタイルでした.  本当に韓国語初めての方でも大丈夫で、分からなかったら名前だけ書いてって!と先生も言っていたのであんまり硬くならなくてもOKです. 面接は一対一で、なんというか英検の面接試験のような感じでした. 自己紹介やどれくらい勉強したか、韓国に来た理由、趣味、韓国と日本の違い...などを聞かれました. これらの試験を終えて、クラスが構成されるわけです. 基本的に1クラス約15人で、国籍はバラバラ. レベルは101~107,201,202,301の計10クラスでした. 私のクラスは14人で日本人が50%、後は台湾、タイ、ベルギー、カナダ、中国の出身の方でした. 「教室に入ったら韓国語しかダメ!」というルールがあったので、授業中はもちろん韓国語で行われるのですが、クラスのレベルに合った伝え方をしてくれるので言ってることがチンプンカンプン...ということにはなりません. 授業展開も私好みのアクティブラーニングタイプだったのでとっても楽しく学べました.  

【プログラムスケジュール】

8/5(Fri) Opening Ceremonyとクラス分けテスト:筆記試験&面接 

8/8(Mon) 韓国語・現代文化授業と북촌한옥마을(Bukchon Hanok Village)見学

8/9(Tue) 韓国語・伝統音楽授業と伝統劇 YOULL(ユール)

8/10(Wed) 韓国語授業と料理教室(ヘムルジョン、チムタッ)

8/11(Thur) 韓国語・朝鮮戦争史授業と国立中央博物館(The National Museum of Korea)

8/12(Fri)~8/13(Sat) 안동하회마을

8/16(Tue) 韓国語・歴史授業と映画鑑賞(인천상륙작전)

8/17(Wed)  韓国語・文化授業

8/18(Thur)  韓国語授業とダン

8/19(Fri) Closing Ceremony

   このプログラムでマイナスに感じたことは本当に少ないのですが、ただ一つ、授業が優しすぎるような気がする...と感じました. 他の短期留学のプログラムがどういう風なのか実際に経験していないので比較ができないのですが、" 毎日1課ずつ進むわけではないので教科書が途中のままで終了してしまう事 "、" 宿題も毎日出ない事 "、" 期末試験が超絶易しかった事 "ですこし物足りなさを感じました. 1つ1つの課を丁寧に、生徒同士の会話練習、発表も交えながら終えていくことはすごく有難かったのですが、せっかく梨大にきて、梨大の教科書を使って授業を受けるのに、教科書の半分くらいをやらずに終わってしまうのがなんとももったいない気分に. 範囲も狭い分、期末の内容がみっちりだったらまだ「きっちり終えたぞ!」という気持ちになったのですが、これまたすんごく簡単で、むしろクラス分けテストの方が難しかったです. (具体的に言うと、穴埋めでも選択肢が下に書いてあるし、全てではないけれど、変則の変形もしてくれちゃっていたりする.) 一応合格するためには、授業の出席と期末試験70%以上が必要になるので、初めて韓国の大学に来たけどめちゃ厳しいし死にそう無理となったり、この留学が必修の科目で、単位を取るために参加している学生さんが落ちてしまった!などのトラブルに繋がらないようにと梨花女子側の配慮もあったのだと思います. こういう事もあるので、「私は語学留学のために来た!ビシビシ勉強したいんや!」という方には、このサマーカレッジコースはおすすめし難いです. そうは言ってものびのびと学ぶことができましたし、総合的にはすごく素敵なプログラムでしたので、一概には言えませんが...!!

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(写真:授業で使う教科書)

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(写真:料理教室 講師の方が追いつくのを待ってくれないという事態. ちょうマイペースですごい面白かった)

   次は生活について. 今回滞在したのが大学院寄宿舎のシングルルームで、エアコン、トイレ兼シャワールーム、冷蔵庫、本棚、勉強机、ドレッサー(ちょう助かりました)、クローゼット、シングルベッド、靴箱とかなり設備が整っていました. 後ほど持って行った方が良いものはまとめますが、ハンガーはあっても置き残しの1,2本しかないのでハンガー数本、あとトイレットペーパーは無いので1巻き位持って行くと助かると思います. 共同の設備は、シャワールーム、トイレ、キッチン(火は使えない)、ランドリースペース、テレビスペースがあります. 部屋備え付けのシャワーは洗面所とシャワーのヘッドが一緒+カーテンなしでちょうシャワーとトイレ近いという人生初タイプだったので、衝撃的でした. 致し方ないと一日目はトイレットペーパーを守りながらシャワーを使ったのですが、共同シャワールームの存在を知った次の日からはもう部屋のは使いませんでした...  ちなみにWi-Fiも設定だけしてしまえば大学の敷地内どこでもサクサクなので、ルーターも必要なしです.

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(写真:部屋のシャワールームすぐ右にトイレ. トイレットペーパーが濡れるので、本気で守ります)

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(写真:共同のランドリースペース. 現金(500won)で回せますが、現金対応の洗濯機が少ないのでカードを買った方が◎)

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(写真:シングルルーム 快適快適)

   先ほど述べましたが、キッチンは火が使えないので基本的に自炊は不可能. ご飯を炊くか、パンを温めるかくらいしかできませんので、滞在中ずっと "外食or買ってきたものを部屋で食べる" でした. 私は家からシリアルを持ってきていたので、それと、4パックで1つになっているヨーグルトをため買いして毎朝食べてました. 最初は不安でしたが、安くて美味しいものがたくさんの韓国ですので、外食続きでも食費はそんなに負担にならずに済みました. (以下、食テロです)

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(写真:ECCを登ってくとある、イファサランのキンパ. ツナのキンパが有名です. これはミョルチキンパ2700wonくらい. 美味しい)

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(写真:学食のランチ チゲは目の前で火にかけてくれます. これで3500wonという破格)

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(写真:何度も食べたキムガネのキンパ. )

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(写真:梨泰院にある동아냉면という冷麺屋さんにて. 물냉면で4000wonくらい. お互い辛い物好きなんですが、涙と鼻が止まらない. すごくおいしいんですが、辛いんじゃなくて痛いレベル)

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(写真:大学の近所の有名店. 불밥)

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(写真:梨花女子大近くの민주떡볶기というトッポッキ屋さん. トッポッキとスンデをオーダーしました. 初スンデでしたが、うむ. 結構癖がある. レバー系食べなれていないとしんどいかも)

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(写真:ECCの学食. このティギムちゃん、ちょう熱々なのでやけどしました. ヒリヒリ  こっちの学食はちょっと高めで6000wonくらいだった気がします)

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(写真:同じくECCの学食. 上はコングクス!豆乳好きにはたまりません. 下はビビンパで、포장できます.)

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(写真:チョコ大好きな友人と一緒に. 明洞のパッピンス屋さん ほぼチョコレート)

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(写真:お別れ会のピザパーティー  生徒全員に立派な修了書. 卒業式の服も着せてくれます.)

   最後に持って行くといいものをまとめます. ダイソーも近所にあるので、買えばいい話ですが一応...自分自身の反省も込めて. ①トイレットペーパー、②ビーサン、③スリッパ、④レジ袋、⑤除菌シート、⑥クイックルワイパーのような掃除用シート、⑦延長コード、⑧トラベル用の液体洗剤と柔軟剤、⑦サングラス(日差しが強くて眼が開かないです)、⑧ボディ用の日焼け止め、⑨日傘、⑩箱ティッシュ あと私はアレルギーがあるので、学校の布団は借りずに自分でブランケットを持ってきました. 持って行って正解だったなと思います. 

  以上になりますが、振り返ってみると本当に充実していたなあと思います. 学校で教えてもらったことや、学んだことをすぐに現地で試せるのって素晴らしい!最高の勉強方法ですね!買い物をしに行って店員さんとのやり取りで分からない単語が出てきたら、後で調べて次から使ってみるとか... カフェに行ったらオーナーさんに、言葉が分からず困っている日本の方がいるので助けてほしいと言われ、ちょっとお手伝いしてみたり. そうは言っても完璧に訳してあげられなかった自分に苛立ったり. そしてまた勉強意欲が沸いて....  毎日が新鮮でドキドキして、楽しくて仕方がなかったです!もし、この夏韓国に留学したいけどもどこがいいかなって悩んでいらっしゃる方がいたら、このプログラムもオススメですのでぜひチェックしてみてください!

梨花女子大学Summer College リンク http://summer.ewha.ac.kr/