【呪術廻戦】アニメ勢による2期 第26話「懐玉-弐-」の感想など

 先日7/13(木)に呪術廻戦2期第26話が放送されました!いや~本ッ当に本作は”やばい”という言葉に尽きますね。少し遅れてしまったのですが、前回同様今回も感想文をつらつらと綴っていこうと思います。いつもながら完全に自己満足のメモなのでご了承ください。

 

 

※下記より、アニメ呪術廻戦・アニメ放映分の単行本のネタバレ及び、筆者の感想&考察要素を含みます。※

 

参考)単行本で言うとどの部分か?

 単行本8巻の、第67話 懐玉-参-~第69話 懐玉-伍-までが第26話の範囲。

 

ファーストインプレッション

 リアタイした時の感想と言えば、「やばい」である。色々やばい。映画館で観た方がいいのではないだろうかと思うほどの丁寧な作りで、気の抜く瞬間が一秒たりともない。リアタイ時、瞬間瞬間では色んな感動・感想が湧き出てくるのだが、観終わった後は言葉を失っている。

 

シーンごとのメモ等

1)冒頭お紅茶シーン

 まず冒頭のお紅茶シーン。どこの執事アニメが始まったかと思ったし、紅茶を淹れるまでの1カット1カットが丁寧に描かれてるが、風めっちゃ吹いてるし変な呻き声が聞こえてくるという、この何とも言えない異様さ…。そしてどっかりソファに座って徐に紅茶を飲もうとする夏油。座る直前まで所作が美しいのに、座った瞬間ガラ悪いのも面白い。(それ自分で飲むんかーい!とも思った)敵からして見れば、お紅茶片手にソファへどっしり座られるのはなかなかの屈辱だろうなあ…(聞こえませんのん?もよかった)。お紅茶シーンはアニオリだが、こういう一見何てことないシーンにこだわりとセンスを感じる。

(勘違いかもしれないが、ティーバッグの封を切るときに夏油の息が入っている気がする。だから何という訳でもないが、なんか良いなと思った。)

 

2)競艇シーン

 オープニングで30万賭けてたガタイいい人だ…となった。(競馬じゃなくて競艇だったんですね…)あと物凄く絵が綺麗。「頼むぜ、術師殺し」で、術師殺し?!となったが公式HPにちゃんと載っている情報だった。「恵は元気か?」で、内心「(め ぐ み・・・・!」」となり、しっかり溜めた後の「誰だっけ」は一体…どういうことなのだろう…??まだ明言されてはいないが、恐らく伏黒恵の父親…そうでなくても、「恵は元気か?」と聞かれている時点でかなり近しい関係であることは間違いない。それなのに、「誰だっけ」とは何なのだろうか。本当に関心外なのか、敢えてそう言っているだけなのか。そして原作ではなんかすごい顔してた。もう何とも言えない表情である。あと前から思っていたが、伏黒甚爾と禪院真依はお顔が似ている…髪型が近いからというのもあるが、血のつながりを感じさせるな~と思った。

 

3)ヒューヒョイ

 天内が寝てるいる間のアニオリシーン。(もしかしたら硝子の発言は原作のどこかで出てくるのかもしれないが)

夏油「硝子みたいに反転術式を使えたらよかったんだけどねえ・・」

五条「や、無理でしょ。あいつも何言ってるかさっぱりだしな」

硝子「ヒューっとやってヒョイっだよ。ヒューヒョイ。わかんねえ?センスね~」

五条と夏油が尖り過ぎていて硝子がバランサーのように見えるが、硝子もなかなかな感じかもしれないと思い始めたし、天才しかいない学年だったのだなと思った。先生大変そう。

 

4)天内平手打ち

 前回もそうだったが、五条が物理攻撃を受けるのが新鮮である。(前回は夜蛾先生のゲンコツ)また、夏油のイイ性格しているなというのも垣間見えるシーンで良かった。五条が平手打ちをお見舞いされた後は鼻で笑うし、五条の肩に手を置きながら笑顔で、「理子ちゃん落ち着いて、私たちは君を襲った連中とは違うよ^^」というのが胡散臭くて良い。天内の、「嘘じゃ!嘘つきの顔じゃ!前髪も変じゃ!!」という言葉も案外間違ってなさそうだなと思える。

 

5)天内の”同化”に対する認識

天内「いいか、天元様は妾で、妾は天元様なのだ!」

天内「貴様のように同化と死を混同している輩もいるが、それは大きな間違いじゃ。同化により妾は天元様になるが、天元様もまた妾となる。妾の意思、心、魂は同化後も生き続け・・・」(その後五条たちに茶化される)

 ここはギャグシーンっぽく描かれているが、大事な台詞になりそうだ。現在天内は、同化に対して特にマイナスなイメージは持っていないor自分に言い聞かせているのどちらかと言ったところであろうか。

 

6)天内を見守る者たち

五条「はぁ?!さっさと高専戻った方が安全でしょ?!」

夜蛾「そうしたいのは山々だが、天元様のご命令だ。天内理子の要望には全て応えよと。」

五条「ゆとり極まれりだな。」

夏油「そういうな、悟。(中略)友人 家族 大切な人達とはもう会えなくなるんだ。」

夏油「好きにさせよう。それが私たちの任務だ。」

黒井「理子様にご家族はおりません。幼い頃に事故で…それ以来、私がお世話をして参りました。ですからせめて、ご友人とは少しでも…」

夏油「それじゃあ、あなたが家族だ。」

黒井「はい」

 このシーンでは、五条・夏油・黒井それぞれのキャラクターの思考が垣間見えて、良いな~と思った。高専時代の五条はかなりやんちゃなのだなというのが第一話での印象だったが、天内の安全を第一に考えて合理的な判断はできるタイプなのだな~と思った。夏油は天内に残された時間も考慮している所と黒井にかけた「あなたが家族だ」と言う言葉から、物事を深くまで考えることができ、思いやりのある子なのだなと。黒井は天内を大事に思っていて、心から親愛の意を示していることが分かった。

 

7)天内の元へ向かう3人

 カメラワークが面白いシーンだと思った。最初は教室のクラスプレートから見下ろしているような、高い視点からのカット。続いて正面からの走るカット、そして廊下の床から見たカット。この流れが何だかお洒落な作りだなと感じた。

 

8)たこ焼きを食べる甚爾

甚爾「あっちには五条悟がいるんだぞ。うん百年ぶりの六眼と無下限呪術の抱き合わせ。アイツが近くにいる限り、星漿体はまず殺せない。」

孔「…オマエモか?」

甚爾「さあ、どうかな」

 六眼?!となった。新情報過ぎる。今回で五条は2つの稀有な能力を持っているということが分かった。

また芥見先生も言及していたが、たこ焼き=六眼と想起させるような描き方がすごくいい演出だなと思った。最後の箸が刺さったたこ焼きが、甚爾の”答え”なのだろう。

 

9)夏油戦闘シーン

 今回一番心躍ったシーンかもしれない。もう夏油がずっとかっこいい。特に「なんか色々考えてるみたいだけど、意味ないよ」からの呪霊ドーンのところは、PVでも釘付けになったシーンだ。そして夏油の煽り方、イイ性格してんな!という感じである。途中、わんちゃん出てきて「?」となった。一瞬東堂の存在しない記憶が始まったかと思ったら、走馬灯だった(えぐい)。BGMの歌を引き継いだまま、学校→礼拝堂へ場面転換するのもお洒落な演出だ。

 

10)礼拝堂からの黒井戦闘シーン

 五条の登場にざわつく礼拝堂シーン。サングラスを取った時の謎フレーム等、呪術らしい唐突なギャグシーンである。あと五条、護衛対象をどんな持ち方しとるん(恐らく無限っぽい)。黒井さんの戦闘シーン、声が良すぎるし戦うお世話係さん最高である。

 

11)五条戦闘シーン

 自信満々に相手をする五条。「無限。アキレスと亀だよ。勉強は大事って話」の言い方が好き。そして敵の術式をすらすらと言い当て、「御生憎様、目がいいもんで」と言う五条。六眼は相手の術式が見えるということが新たに分かった。

 そして術式の開示だとしても、そんなに話してくれちゃっていいの?!と思う程ペラペラと解説してくれる。(でも聞いたところでよく分からない。)「(中略)まー面倒で、要はちょう疲れんの」にギャルみがあってここも好き。PVでも登場したガラスバリーンのシーンでここめっちゃかっこ良さそう!って思ってたんだよね~とわくわくしていたら、失敗しちゃったという…笑 五条の青さも感じられるいいシーンだったなと思った。そして黒井が捉えられてしまった!という所で本回終了となる。

 

最も印象に残った部分:夏油の戦闘シーン

 今回最も印象に残ったのは、上記でも述べた夏油の戦闘シーンだ。理由はシンプルに、「かっこいいから!」である。

 

その他気になること

・五条の能力

 今回五条の六眼という能力が明らかになったのもあり、この目がどのようなものなのかが気になって仕方がない。

 

以上、少し駆け足になりましたが第2話の感想まとめでした!実はもうリアタイまで1時間を切っています!今日の第3話も楽しみですね。それでは失礼します。